羽毛布団お手入本舗の羽毛布団リフォームは大きな工場の流れ作業とは違います。
時間はかかりますが、他の布団と混ざることが無い徹底した個別管理の手作り仕上げです。
羽毛布団の仕立て直し(リフォーム)は、一枚づつの個別作業です!!

こんな感じでお預かりした羽毛布団の状態を確認しながら、一枚一枚大切に仕立て直し(リフォーム)を行います。

お預かりした羽毛布団がフカフカにリフォームされるまで!

こちらのお布団は、買われてから20年位経ってる品物とのことでした。状態としてはカサが無く、布団の中のマチも破れて羽毛が片寄っている状態でした。
羽毛の状態を見てみると、中身は表示通りのホワイトダウンでした。ダウン自体のパワーが落ちている感じです。
触ってみるとフンワリとした感じでは無く、羽毛が固まっているといった状態です。長年の使用による寝汗などの脂分の影響か、ダウンも広がっていません。
ダウンの拡大写真です。やっぱりダウンは縮こまっているようです。スモールフェザーも写っています。
古い布団の中の羽毛は、洗浄の後オゾンを使って殺菌脱臭を行います。補充する追加羽毛も国内洗浄・オゾン殺菌脱臭、そしてパワーアップ加工をした羽毛を200g〜400g追加します。
新しい側生地の一マスごとに、正確な計量を行って専用の機械で吹き込みます。

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羽毛布団仕立て直しの工程

お預かりした大切な羽毛ふとんは、仕立て直しで
次のような工程を経てフカフカに仕上がります

選別・・・長年羽毛ふとんを使っていると、布団側の中で羽毛同士が擦れて少しづつ塵(チリ)になります。古い布団を裂いて、中身の羽毛を取り出す時に専用の機械を使って、まだ使える羽毛と塵などを選別します。
洗浄・・・羽毛ふとんに使われているのは、水鳥の羽毛です。水鳥の羽毛は水を弾くために脂分でおおわれています。ですので汚れなども付きにくい性質のものなのですが、長年の使用で付いた寝汗などの汚れや臭いを、専用の機械で水洗いして清潔にします。
オゾン殺菌・殺虫・・・長年使用されていた布団ですので、今まで何もなければ仕立て直しをきっかけに羽毛から何かが自然に発生することは考えられませんが、念のためオゾンを使って殺菌・殺虫を行います。
足し羽毛・・・チリになってしまって目減りした分量を、新しい羽毛を補充します。
足す羽毛は、日本国内において厳格な規格の工場で洗浄され、その上羽毛の持つ保温力・吸湿・発散力を十分に発揮できるようにパワーアップ加工をした高級羽毛(ハンガリー産ホワイトグース・ダウン97%・カサ高16o以上)を200g〜400g追加します。
*追加羽毛の量が200g〜400gとなっていますのは、お預かりした布団によって個々に目減り量が違うからです。基本の追加量は200gとして料金設定がしてありますが、400gまでは同じ料金で対処いたします。ほとんどの場合が400gの分量の中で間に合います。
新しい側生地に吹き込む・・・お客様から選んでいただいた新しい側生地に、仕立て直しの工程を経た元々の羽毛と、補充する新しい羽毛をキルティングの一マスごと正確に計量して吹き込みます。

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